拡張機能

• Fusion Manufacturing Extension

  Fusion Manufacturing Extensionは、金属積層造形、CNC加工、シート素材のネスティング/ファブリケーションの高度なツールを搭載した Autodesk Fusion拡張機能です。製造機器をさらに効果的にコントロールできるツールを備えています。

  －機械加工ツール－
  プログラミングの自動化(多軸ドリル加工、穴認識)や、4軸と5軸の同時加工(スワーフ、複合軸輪郭、高度な工具軸制御、自動衝突回避)、ツールパスの修正(制限、パスの削除、工具の交換)、パーツの検査(2Dジオメトリ、3Dサーフェス、パーツの位置合わせ)等の多彩なツールで、FusionのCAM機能をさらに強化します。

  －ネストツール－
  シートメタルや非シートメタルのパーツ用に、複数シートのレイアウトを最適化して作成できます。材料、厚さ、パーツ数を自動的に検出し、歩留まりを最適化します。Fusionから直接、設定、ツールパス、NCコードを生成できるほか、カスタマイズ可能なレポートの作成、複数のドキュメントに基づいたパーツのネスティング、パーツの回転拘束指定など、作業効率を上げる機能が搭載されています。

  －積層積層造形ツール－
  Fusionの積層造形拡張テクノロジーを活用しましょう。粉末床溶融結合加工を用いると、軽量ながらも強度に優れた高性能パーツを、廃材とコストを抑えて製造できます。3Dプリントパラメーターを選択して部品の向きを自動的に設定し、完全に関連付けられたサポート構造を生成して効率的なプログラミングを可能にします。
  積層造形ツールを使用すれば、Fusion内で切削加工による仕上げ操作を迅速に作成し、正確なフィーチャーを加工して高品質な表面仕上げを実現できます。

• Fusion Simulation Extension

  Fusion Simulation Extensionは、Autodesk Fusionのシミュレーション拡張機能です。パーツ性能・製造可能性の解析機能や、ジェネレーティブデザインの高度な機能を搭載しています。
  シミュレーションスタディをジェネレーティブデザインと組み合わせることで、3D設計が実際の条件下でどのようなパフォーマンスを発揮するかを製造前に詳しく確認できます。－シミュレーション－
  3D設計のパフォーマンスと製造可能性を解析し、実際の条件下で要件を満たせるかどうかを確認できます。3D設計のプラスチック射出成形製造を分析できる射出成形シミュレーションスタディも含まれており、非線形静的応力や、イベントシミュレーション、モード周波数、射出成形シミュレーション(金型充填、成形品の品質、ガイド付き結果)、構造座屈、熱の定常状態、熱応力、シェイプ最適化など、さまざまな種類の解析に対応しています。－ジェネレーティブデザイン－
  機械学習とAIのパワーを活用した数多くの設計案を自動生成し、最適な設計を検討できます。重量の削減、部品の統合による材料・コストの削減や、製品性能の向上を実現することができます。

• Fusion Design Extension

  Fusion Design Extensionは、高度な3D設計ツールと3Dモデリングツールが備わったAutodesk Fusionの拡張機能です。
  製造設備の認識機能や、フィーチャーベースの自動化、高度なラティス生成、ジオメトリパターンの作成ツールなどさまざまなツールを搭載しています。
  複雑な製品設計の製造を自動化し、インテリジェントなフィーチャー設定とガイダンスで製品パフォーマンスを向上し、製造可能な設計を作成できます。

• Fusion Signal Integrity Extension

  Fusion Signal Integrity Extensionは、Ansysの電磁界解析機能を搭載したAutodesk Fusionの拡張機能です。PCB/電子機器の信号整合性機能を追加して、プリント基板上の重要な信号の電磁界解析を行うことができます。
  Signal Integrity Extensionを追加すると、製品設計者やエンジニアは、設計フェーズの早い段階に PCB 信号を検査して問題を解決し、製品の電磁両立性(EMC)と電磁干渉(EMI)をテストしながら適合性を高めることができます。物理的なPCBテストやプロトタイプ作成を減らすことができ、コストの節約と開発の迅速化につながります。

• Fusion Manage Extension

  Fusion Manage Extensionは、データの管理機能を搭載したAutodesk Fusionの拡張機能です。ボタンをクリックするだけでアクセスできる組み込みワークフローを使用して、製造プロセス全体にわたり設計変更を管理できます。データが完全に可視化され、承認履歴がすべて記録されるため管理業務が効率的になり、イノベーションに集中して取り組めるようになります。
  設計変更を把握・通知・承認したり、すべての変更履歴を表示したりできるため、コンプライアンス管理に役立ちます。組み込みのワークフローを使用して、最新の承認データを関係者にリリースし、追跡管理できます。各設計に一意の ID を割り当てることで、製品ライフサイクルを通じて正確なトレーサビリティを確保できます。