OCTOPUZ紹介動画
現場が抱えている3つの課題
1:ロボット導入の課題
技術者を育成していく時間がかかる。外注するとコストがかかる。
2:ティーチングの課題
工数がかかり安全税も不安。ロボットを止めて行うため、効率が非常に悪く、手戻りでの工数が多くなる。ロボットメーカー毎にコードが違う。
3:ノウハウ蓄積の課題
技術伝承や、品質の一定化が困難
オフラインティーチングで解決すること
導入で得られる効果
- 生産性向上(ロボットを止めない)
- より複雑な工程やセルに対応
- 安全な職場環境
- 事前の検証や工程の確認
- 安定した生産品質
- トータルコストの削減
OCTOPUZが選ばれる8つの理由
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- 01複数台数複数メーカーのロボット制御に対応
- 複数台数のロボットを同時にプログラミング&シミュレーション
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- 02複数メーカーのロボットを標準ライブラリ化
- eCat(ライブラリ)には、28社のロボットデータが登録済みで直ぐにお使いいただけます。ライブラリは、ご自分で追加登録する事も、インターネット経由で最新データをダウンロードする事も可能です。
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- 036軸+αの多軸システムに標準対応
- OCTOPUZは、6軸機に留まらず、3軸から7軸機、外部軸(リニア・レール、ポジショナー)を使ったシミュレーションやプログラミングが可能です。
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- 04ティーチング作業の削減
- プログラミングは実機ロボットでのティーチングに較べ圧倒的に簡単、速く完結できることでリードタイムが重要な多品種小ロットセル設計に最適です。
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- 05ロボットを停止させる必要はありません
- ロボットを長時間止める必要が無いので、生産性の向上に繋がります。
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- 06現場の安全確保
- PC上でのデータ作成によりロボット実機を使用しませんので、安全に作業出来ます。作業員の方の負担を減らせる事が出来ます。
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- 07CAD、CAD/CAMインターフェイス
- 殆どのCADデータが標準(CATIAを含む)でインポート可能です。また、お使いのCAMソフトで作成したツールパスをインポートして、ロボット動作に変換する事が可能です。
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- 08さらに2つのソフトでステージアップ
- OCTOPUZとMastercamを併用すればMastercamで作成した「全てのツールパス」をワンクリックでOCTOPUZに受け渡す事により、 複雑で多大な時間を要していたティーチング作業から解放されます。
様々な用途に対応、現場で頼れる存在に
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- 溶接
- OCTOPUZなら培ってきた溶接ノウハウをテンプレート化する事で、溶接箇所のクリックだけで理想の溶接モーションが作成できます。また、OCTOPUZのロボットは、ポジショナーやリニアレールに標準対応しているのでソフトウエアへの設備投資も抑えることができます。
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- ミーリング
- OCTOPUZならワークサイズに左右されにくいロボットと、柔軟で強靭なCAD/CAMツールパスの組み合わせで思い通りの形を創り出す事ができます。ロボットミーリングは、工作機械にない無限の可能性を導き出すことが可能です。
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- トリミング
- OCTOPUZならレーザやウォータージェットなど正確な姿勢制御が求められる作業を、CAD/CAMで作成したツールパスと組み合わせる事で理想のモーションを実現します。また、プロファイルトラッキング機能で刃の向きを常に進行方向に合わせるように制御する事ができます。
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- 塗装
- OCTOPUZなら塗装や溶射、シーリングや3Dプリンティングなどで、3Dモデルへの付着の様子をシミュレートする事ができます。またペイントAPIなら塗装被膜厚のシミュレーションや計測も可能です。※ペイントAPIはLevel2以上の機能です。
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- 輸送
- OCTOPUZならeカタログに豊富に用意されたエンドエフェクター、コンベアーや供給装置などを駆使して、搬送、組み立てマシンテンディングなど多彩な動作をシミュレーション、プログラミングする事ができます。パーツ等で使用する3Dモデルも、様々なデータ形式でのインポートが可能です。
機能紹介〜用途を支えるチカラ〜
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- CAMインポート
- 動画リンク:https://youtu.be/yn60E1IbZzw
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- シミュレーション
- 動画リンク:https://youtu.be/VQSpevB9IFE
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- eカタログ
- 動画リンク:https://youtu.be/KG1RsIdSWkE
OCTOPUZ導入の経緯
商品構成と推奨動作環境
機能 | Level1 | Level2 | Level3 | 備考 |
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eカタログ(電子カタログ) | ● | ● | ● | クラウド型ライブラリーのeカタログが使えます。 ライブラリーは常に更新され、約60社のロボットを含む、約3000点のポジショナーやリニアレール、コンベヤー、エンドエフェクターなどのコンポーネントが登録されています。 |
CAMからのパスインポート | ● | ● | ● | PathImporterを使用して、外部のCAMソリューションで生成されたパスを3D空間へと直接インポート。PathImporterは、パーツを既存の固定具へと自動的にアタッチし、パスの開始点でロボットからリーチできる位置へと自動配置します。 |
3D CADデータのインポート | ● | ● | ● | CAD図形を3D空間へと直接インポート。多くのファイル拡張子に対応。 |
ロボットデータのインポート | ● | ● | ● | 実機ロボットでティーチングしたデータを受け取り、3D空間へ直接インポート。( ※機種制限あり。詳細は営業担当までご連絡ください) |
複数台数・複数メーカーのロボットレイアウト | ● | ● | ● | 同時に複数のロボットのプログラム、シミュレーション、コード生成が可能。あらゆるコンフィギュレーションで多数のロボットブランドに対応。 |
パスの作成 | ● | ● | ● | 3D空間上にインポートしたワークからダイレクトにパスを作成。溶接パスの作成機能はステッチ、ウィービング、シームトラッキングや複数パスなど、多数の溶接処理に対応。 |
溶接サーチパスの手動・自動作成 | ● | ● | ● | 3D空間上でツールが接触する位置を選択するだけで、1点~3点のタッチセンシングステートメントを作成。 |
パスおよびサーチパスの移動/コピー | ● | ● | ● | 作成済のパスやサーチステートメントを3D空間上の指定位置に移動やコピーする事ができます。また、複数個コピーや、平行、回転、ミラーの移動/コピーも可能。 |
パスの直線化/円形化 | ● | ● | ● | パスステートメント内の円弧動作すべてを直線動作に変換、または解析結果に応じて直線動作を円弧動作に変換する事ができます。 |
パスの分析と解決 | ● | ● | ● | パスとサーチステートメントを分析して、ロボットの特異点、ジョイントリミット、到達不能点、干渉、多回転を特定できる詳細なエラーレポートにより、現在の軌跡を評価します。また評価結果に準じて、指定パスやパス全体を解析処理にて問題点を解決します。 |
リファレンス点作成(Reference PointSolver) | ● | ● | ● | パーツの形状を自動的に検証し、XYZ軸の周辺領域にリファレンス点を作成します。 |
外部軸設定(External Configurator) | ● | ● | ● | パーツの特徴を自動的に分析、識別し、ロボットと外部軸の理想的な解を作成します。 |
ステートメントの有効化/無効化 | ● | ● | ● | 3D空間上に表示し、シミュレーションにも含めるステートメントを有効化。3D空間上での表示をオフにし、シミュレーション時にスキップするステートメントを無効化。 |
統計とレポート | ● | ● | ● | 構想設計のパフォーマンスを可視化する統計ダッシュボードを作成し、ボトルネックの評価やプロセスの改善に役立てることが可能。また、アウトプットした統計結果データで効率の可視化を可能にします。 |
VRでの可視化に対応 | ● | ● | ● | 工場のレイアウトとシミュレーションを、臨場感のある仮想現実の世界で可視化。 |
ロボットコードを作成 | ● | ● | ● | 高度なプログラミング処理にて、各ロボットブランドフォーマットに準じたロボットデータ(アスキーファイル※)を出力します。 ※アスキーファイルを直接読み込めないロボットブランドがあります。 |
点、曲線、モデルエッジからのパス作成 | ● | ● | パスステートメント作成機能のパス選択方法が強化されており、複雑な形状に沿って複数のエッジや曲線を3D空間上で選択し、パスステートメントを作成できます | |
サーフェイスパス | ● | ● | 単一サーフェイスをジグザグに倣うパスステートメントを簡単な手順とパラメータ設定で自動的に作成。 | |
塗装のシミュレーション | ● | ● | ワークに対する塗装の可視化と膜厚の計測により、ロボットの教示時間を短縮し、動作計画を改善。 | |
図面タブ | ● | ● | 3D設計レイアウトから2D図面を作成。複数のビュー タイプと簡易寸法記入に対応。作成した図面はDXFやDWGフォーマットでエクスポート可能。 | |
モデリングタブ | ● | コンポーネントのライブラリを独自に作成、カスタマイズ。キネマティックシステムやパラメトリックなコンポーネントを作成するために、CADモデルをインポートし、その形状、動作、プロパティをモデリング。 |
OCTOPUZ動作環境(推奨スペック)
- OS
- Windows10 Pro(64bit)
- HDD
- 20GB以上の空き容量 (SSD推奨)
- CPU
- Intel Core i7 または類似(最小Intel Core i5)
- メモリ
- 8GB以上推奨(最小4GB)
- グラフィックス
- OpenGL3.2以降対応 (グラフィックスメモリ 2GB以上、NVIDIA製を推奨)
- マウス
- 3ボタンMicrosoft互換マウス (3D&6D スペースマウス対応)
- インターネット
環境 - ライセンスアクティベーション、eカタログ接続に必須(インターネット接続無しの直接アクティベーションも可能だが非推奨)
- インストール
- インストール時にWindowsの管理者権限が必要