Autodesk Fusionってどんなソフト?―加工現場でニーズが増加している理由とは

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Autodesk Fusionってどんなソフト?―加工現場でニーズが増加している理由とは

Autodesk Fusionってどんなソフト?―加工現場でニーズが増加している理由とは


多品種少量生産が主流となる現代の加工現場では、段取り替えの頻発や、度重なる設計の変更・修正に大きな労力が掛かっています。
その一方で、品質のよいものを・短納期で・コストを抑えるという難しい対応が求められ、今まで以上に「作業の効率化」が重要視されています。

こうした課題にフィットするのが、Autodesk Fusion(旧:Fusion360)です。

Autodesk Fusionは、オートデスク社が提供するCAD/CAM一体型の3Dソフトウェアです。
Fusion360」として名の知れていた製品ですが、より機能が拡充し、現在は「Autodesk Fusion」として販売されています。

従来は別々だったモデリング、図面、シミュレーション、NCプログラム作成を1つの環境で完結できるAutodesk Fusionは、
次世代のものづくりツールとして、注目を集めています。

【特徴① CAD/CAM一体型】

Autodesk Fusion(以下:Fusion)の特徴は、何と言ってもCADとCAMが一体になっていることです。
FusionはCADが非常に有名ですが、単なるモデリングソフトではなく、CAMの機能も非常に充実しています。
2軸から同時5軸、複合旋盤といった幅広い加工内容に対応し、効率の良い製造を支援します。

【特徴② クラウドベース】

Fusionは、クラウドベースのソフトウェアです。
データはクラウド上で保存されるため、デスクトップの容量を圧迫せず、場所やデバイスに縛られずに使用できます。
もしもPCのトラブルでデータを消失してしまった時でも、クラウド上でデータを保管しているので安心です。
情報がクラウドで管理できることにより、グループでの共同作業や、社内外のデータ共有がスムーズに行えるようになります。

【特徴③ 導入しやすい料金体系】

Fusionは、月間/年間のサブスクリプション形態で販売されています。
業界の中でも随一の低価格で導入しやすく、必要な時に契約できる柔軟さが魅力です。
業務に応じた拡張機能も用意されており、現場に見合った構成・本数で効率的に活用できます。

近年、Fusionは加工現場でのニーズが急激に増加しています。
その理由は、現代の課題とFusionのメリットが上手く合致する点にあります。

【理由① コストを抑えられて、効率的に使える】

FusionはCAD/CAM一体型のため、複数のソフトに投資するコストを大幅にカットできます。
コスト高が止まらない昨今、日常的に使用するツールの金額を抑えられることは、大きな導入メリットの一つです。
また、設計~製造までを一貫してFusionで行えるため、モデル変更時もツールパスを素早く修正でき、
手間や時間を省いて効率的に作業を進めることができます。

【理由② 初めてでも扱いやすい操作性】

FusionはUIが直感的で習得しやすいことから、学校などの教育機関でも活用されています。
初心者の方でも扱いやすい操作性により、入れ替えの激しい現場においても、教育のハードルを下げることができます。

【理由③ 多様なファイル形式に対応できる】

加工現場において、ソフトが客先の支給ファイルに対応できるかは検討要素として重要です。
Fusionはトランスレーター(インポート/エクスポート)の対応ファイルが豊富で、
DXFやParasolid等一般的なファイル形式はもちろんのこと、
CATIA V5のファイルを標準機能でインポートでき、これだけでも物凄く価値があります。

-インポート/エクスポートファイル一覧-

Autodesk Fusion(旧:Fusion360/以下:Fusion)は、設計~製造まで、現場の効率と生産性を高める実用的なツールです。
導入しやすい価格形態と操作性が魅力で、幅広い加工ニーズに応えます。
作業の効率化と、設計変更に強いワークフローを実現するFusionは、
現代の加工現場で欠かせない存在として、今後もますます活用が広がることは確実です。

■ 加工現場でFusionのニーズが増加している理由とは